春は気温差が激しく、暑い日もあれば風が冷たい日もありますね。
新しいことが始まる季節でもあり、体調を崩しやすい季節とも言えます。
今回は春に流行る風邪とホームケアの方法を紹介します。
・春のはどんな風邪が流行る?
春は鼻水や喉の痛み、咳などの症状が出やすくなります。
咳が1週間以上続く場合や、発熱して3日経っても下がらない場合は小児科を受診すると良いですね。
ただし、機嫌が悪い、夜眠れない、食欲がない、水分を摂らない、生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38℃以上の熱がある場合はすぐに受診しましょう。
また、風邪の他に風疹やりんご病などの感染症も流行します。
以下のような症状があればすぐに小児科を受診しましょう。
風疹
- 潜伏期間が16日から18日
- リンパ節の腫れ
- 細かい発疹
- 発熱(熱が出ない子どももいます。)
りんご病
- 潜伏期間が4日から21日
- 軽い風邪の症状
- 両頬の紅斑、腕や太ももに網状の紅斑
・風邪のホームケア方法
発熱
熱がある時のまずチェックしてほしいのが、手足の温度です。
手足が冷たく、顔色が悪い、寒くて震えている場合は布団を多くかけたり、厚着をして温めましょう。
手足が温かく顔が赤らんでいたり、汗をかいている場合は、薄着にしたり、布団をタオルケットなどに変えると良いですね。
体温調節をしたら、こまめな水分補給を心掛けましょう。
麦茶や湯冷まし、経口補水液などがオススメです。
汗をかいたらこまめに着替えをし、体をタオルで拭いてあげるとすっきりしますね。
何時に何度の熱があったか記録をつけておくと、受診する時に役立ちます。
咳
咳は室内が乾燥すると出やすくなりますので、湿度を50%から60%にしましょう。
食事は消化が良くて刺激のないものがオススメです。
咳が落ち着いている時は水分補給をこまめに行なってくださいね。
もし、夜中に寝ている間も咳がひどかったり、1週間以上咳が続いている、食欲がない、熱が出たという場合は小児科を受診しましょう。
Baby Thea / Scott Hamilton Photography
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