ウイルス性胃腸炎よりも症状が重たくなる、細菌性胃腸炎という病気があります。
原因は病原性大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、カンピロバクター、ボツリヌス菌などです。
1年中かかる病気ですが、特に夏に流行しやすいですね。
今回は細菌性胃腸炎の症状とケア方法を紹介します。
・細菌性胃腸炎
症状
細菌性胃腸炎は食中毒の原因となることも多くあります。
食物に付着した細菌や毒素が口に入ることで引き起こされます。
ウイルス性胃腸炎よりも症状が重く、強い腹痛や血便、発熱を伴うこともありますね。
症状が強い時は、病院で抗菌薬が処方されると思います。
1歳未満の乳児にはちみつを食べさせないように厚生省が指導しているのは、はちみつにボツリヌス菌が含まれており、乳児の腸内ではボツリヌス菌が繁殖し、重篤な場合死に至ることがある危険な食中毒を起こす場合があるからです。
ケア方法
ウイルス性胃腸炎と同様に、吐き気がある時は無理に食事をさせなくても大丈夫です。
水分だけは少しずつ飲ませ、脱水にならないよう気を付けてください。
食事が食べられるようになっても、下痢が落ち着くまではおかゆやおじやなど、消化の良い食事を与えます。
吐き気が続いている時は横向きに寝かせ嘔吐物が喉に詰まらないようにし、病原体を出そうとしている下痢を無理に止めずに様子を見守りましょう。
ウイルス性胃腸炎と同じく感染力が強いため、嘔吐物や便の処理は十分に気を付けてくださいね。
Matteo / mahr
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