牛乳が原因かも?乳幼児も鉄欠乏症貧血になる理由があった

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Ice cream headache

貧血と聞くと、めまいがしたり顔色が悪くなったり立ちくらみなどさまざまな症状を思い浮かべることでしょう。

貧血のほとんどは体内の鉄分不足が原因で起こるため鉄欠乏症貧血と言われ、貧血=大人というイメージが強いかと思いますが、乳幼児にも起こりうる病気なのです。

まず、鉄欠乏症貧血とはどういう病気かと言うと、人間の体内には赤血球がありその中にあるヘモグロビンが酸素を運ぶ役割をします。

ヘモグロビンを作るのに鉄分が必要で、体内に血が不足するとヘモグロビンが減り、赤血球の色が薄くなってきます。

また赤血球の大きさも小さくなると言われています。

鉄欠乏貧血を起こし乳幼児の成長や発達障害、知能の低下にも関係すると言われているほど、恐ろしい病気の1つです。

今回は鉄欠乏症貧血の原因や症状について紹介します。

・子どもの鉄欠乏症貧血の主な原因

子どもの鉄欠乏症貧血の原因は大きく分けて4つあります。

1.遺伝子の異常

先天性トランスフェリン欠乏症という遺伝子の異常が原因です。

頻度はそう多くはありませんが鉄分を運ぶトランスフェリンというたんぱく質が不足し、鉄分が利用しづらい環境になります。

2.鉄分不足

食事のバランスが悪く鉄分が不足してしまったり、下痢などで鉄分が不足することで起こります。

鉄分は体内で作り出すことができないため、体外から食べ物として補給しなければならないのです。

偏食で好き嫌いが多く鉄分をうまく摂取できないと貧血につながります。

3.鉄分の使用量増加

感染症等にかかることによって体の中で鉄分の使用量が増えてしまいます。

4.出血などで鉄分が不足

出血などで鉄分が失われることにより貧血が起こります。

子どもは不調をうまく言葉にしたり表現することができないため、体に起こる様々な変化をよく観察してあげることが大切です。

・鉄欠乏症貧血の症状

症状としてはとしては以下のものが挙げられます。

  • 色が白く、唇の赤みが薄い
  • 口の端が切れている
  • 髪の毛の枝毛が多く、抜け毛も多い
  • 舌の表面がつるつるしている
  • 偏食し酸味がある物を避けようとする
  • 爪がスプーンのようにそりあがり爪が割れる
  • 皮膚がカサカサしていたり、張りがない
  • 走るのをすぐやめる
  • 呼吸が早い
  • 目の結膜の赤みが薄い

これらの症状が1つでもあれば貧血の疑いがあります。

・産まれてから生後6ヶ月までの鉄欠乏症貧血

赤ちゃんが正常に産まれた場合は約6か月分の鉄分をママからもらい体内に蓄積しているため、通常は貧血を起こしません。

低出生体重児だったり妊娠中にママが貧血だった場合は鉄分の総量が不足しているため、生後6ヶ月以内でも貧血が起こります。

・生後6ヶ月から2歳まで鉄欠乏症貧血

離乳食が始まるこの時期はミルクと離乳食を併用し食事を摂りますね。

そのため1度にたくさん食べることができず貧血が起こりやすくなります。

食品の中に鉄分が少ない場合もありますし、好き嫌いが原因で貧血になる場合もあります。

これらはママが離乳食の与え方を工夫することで改善できますが、子どもの急速な発育よって貧血の原因になります。

成長のスピードによって与える食事のバランスを考えてあげてください。

牛乳貧血と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。

子どもが大好きな牛乳ですが乳幼児期に牛乳を飲ませることによって、腸の粘膜から出血したりたんぱく質が漏出することによって貧血を起こしますので注意が必要です。

牛乳は1歳になるまで飲ませないようにし、1歳を過ぎてもたくさん飲み続けることで貧血になることがありますので1日600ml以上は飲まないようにしましょう。

・思春期の貧血

思春期を迎えると男の子も女の子も体に大きな変化が起き、その急激な成長によって鉄分が不足しやすくなります。

女の子は生理が始まり鉄分が不足しますし、偏食や無理なダイエットによって鉄分が不足し貧血になる子どもが多いです。

男の子は思春期になると骨や筋肉が急激に成長します。

成長するためにたくさんの鉄分やカルシウムが必要になりますが、栄養が不足し貧血が起こります。

男女ともに心配なのが、部活など激しい運動が原因で起こる「スポーツ貧血」と言うものです。

スポーツ貧血はなかなか気付くことができず、そのまま激しい運動を続けてしまうと痙攣や失神ひどい場合には心不全等につながる危険もあります。

子どもたちの様子をよく観察し、変化がないか見てあげましょう。

・鉄欠乏症貧血の治療方法

鉄分は体内で作り出すことができないため体外から取り入れる必要があり、治療していく上で1番重要なのは食事です。

鉄分を効率よく食事で摂取しましょう。

お菓子や炭酸飲料やジュースは糖分が多く飲み過ぎることで必要な栄養素を摂りいれることができなくなります。

ジャンクフードやファーストフードは健康を考えて作られているものではないため、1日に必要な鉄分が摂れません。

手軽だからといってそればかり食べないよう、食事のバランスを考えてあげましょう。

薬での治療もあり、鉄剤を飲むことによって鉄分の吸収が良くなります。

ビタミンCを多く含む野菜や果物をどんどん取り入れるようにすると良いですね。

子どもの貧血の薬としては、シロップと顆粒タイプがありますが年齢が低い子どもの場合はシロップがオススメです。

普段食べるものや飲ませるものに混ぜることによって赤ちゃんがその味を覚えてしまいますので、哺乳瓶を使って飲ませたり、お粥やミルクに混ぜて飲ませる事は避けましょう。

今後食べたり飲んだりしなくて困るものには混ぜないようにし、スポイトなどを使って飲ませると便利かと思います。

ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、9ヶ月頃から鉄分が含まれているフォローアップミルクに変える方法もあります。

母乳を飲ませている場合はママが鉄分をしっかりとるようにすることで貧血を防ぐことができます。

小さいうちはママの工夫で防げることが多い貧血ですが、思春期になるとそうはいきません。

体が大人に近づいていくためこれまで以上の栄養が必要になりますが、無意味なダイエットに取り組んでしまいます。

子どもたちに正しい知識を教え、規則正しい食事から健康な体づくりを支えてあげましょう。

Ice cream headache / HurleyFamily

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お助けママです(^^) 私は現在、幼稚園で先生をしています!!毎日子ども達と関わり、楽しい日々を過ごすと同時に、考えさせられる毎日でもあります。少しでも役立つ子育ての情報や豆知識をお伝えし、お役に立てればと思いブログを立ち上げました(o^^o)
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