赤ちゃんがうんちをするたびに、泣いていたり苦しそうにしていると、それは便秘の可能性があります。
便秘を解消する方法はいくつかありますが、オリゴ糖を与える方法があります。
オリゴ糖は赤ちゃんでも妊娠中のママでも安心して摂り入れることができる健康食品です。
今回はオリゴ糖について紹介します。
・オリゴ糖が効果的な理由
母乳にオリゴ糖が含まれていることは知っているママが多いかもしれません。
赤ちゃんが母乳を飲むことで腸内のビフィズス菌が活動を始め、お腹の調子を良くしてくれます。
しかし、母乳から離乳食に変わることで必要なビフィズス菌を摂り入れる機会が減ったり、ママの食生活の変化で母乳のオリゴ糖の割合が少なかったり、人工ミルクで育つ赤ちゃんがいることで、お腹の調子が良くない赤ちゃんがいるようです。
元々母乳に含まれているオリゴ糖を、意識的に摂り入れることで便秘改善が見込めるのです。
・赤ちゃんの便秘に効くオリゴ糖の選び方
一口にオリゴ糖といっても種類がたくさんあります。
その中で便秘に効くといわれているオリゴ糖は、「ガラクトオリゴ糖」や「フラクトオリゴ糖」「乳果オリゴ」です。
母乳に含まれているのはガラクトオリゴ糖と呼ばれる種類ですね。
この3種類であれば良いのかというと、そうではありません。
市販のオリゴ糖を購入する時は、オリゴ糖の純度をしっかりチェックする必要があります。
市販のものにはオリゴ糖以外に砂糖が含まれていることが多く、中には砂糖の容量が40%の商品もあります。
赤ちゃんに砂糖を与えすぎるのはよくありませんので、しっかり純度をチェックしましょうね。
また、シロップタイプのオリゴ糖は、腸まで行き届きにくい「イソマルトオリゴ糖」しか含まれていないかもしれません。
100%オリゴ糖ではないことが多いですし、カロリー軽減が主な目的の商品なので赤ちゃんには向きません。
便秘解消におすすめなのは、オリゴ糖がほぼ100%含まれている商品です。
「カイテキオリゴ」や「はぐくみオリゴ」といった通販商品がおすすめですので、1度チェックしてみてくださいね。
・オリゴ糖の摂取量
腸内にいるビフィズス菌はオリゴ糖を食べて増殖していくため、ミルクや離乳食にオリゴ糖を混ぜてあげましょう。
一度にたくさん摂れば良いという訳ではなく、適量を継続することで腸内環境が整ってきます。
オリゴ糖は種類や濃度が異なるため、購入した製品の説明書に従うのが良いと思います。
一般的には、こどもの場合大人の半分、乳幼児の場合は3分の1程度が目安ですね。
後は効果を見ながら量を調節すると良いと思います。
赤ちゃんの便秘に悩まされた時は、1度オリゴ糖を摂り入れてみてくださいね。
Baby / matsuyuki
こんな記事も読まれています
- 赤ちゃんの水分補給と食事内容を見直そう!便秘の解消法とは
- 授乳中に市販の便秘薬は使用できる?子どもへの影響は
- 便秘の原因と解消方法をチェック!判断するのはうんちの状態?
- 便秘の原因とは?食事の改善やマッサージで解消しよう!
- 豊富な成分が含まれる初乳!出ないときの対処法とは
- 新生児でも便秘になる?自宅でできる解消法とは
最新記事 by お助けママ (全て見る)
- 母乳やミルクの与え方と飲ませる時の4つのスタイル - 2018-04-10
- 母乳のメリットと不足していると感じだ時のチェックポイント - 2018-04-03
- 離乳食でベビーフードを使う時の注意点とアレルギー対応 - 2018-03-27
- ねんね期の赤ちゃんに絵本がもたらす効果とおすすめ絵本 - 2018-03-20
- 赤ちゃんはいつから花粉症になるの?予防法は? - 2018-03-13