着床出血ってなに?生理と見分ける方法と着床時期の過ごし方

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妊活中の方は生理予定日に近づくと、生理がこないよう願うのではないでしょうか。

しかしいつも通り生理がきて、がっくりと肩を落としているかもしれませんね。

生理と思っていた出血が実は生理ではなく、後々、「妊娠していた!」なんてことはよくあるのです。

着床出血という妊娠超初期症状をご存知でしょうか?

雑誌やネットではよく見かける「着床出血」ですが、妊活を始めたばかりの方は知らないかもしれません。

生理とよく間違われるのが着床出血というもので、妊娠経験者の方でも意外と知らない方が多いようですね。

全妊婦さんの約2%にしか起こらない珍しい出血ですが、妊娠を希望する女性にとっても、いつもと違う出血が起こり焦っている女性にとっても、出血が起これば不安なものです。

今回は着床出血と生理の見分け方を紹介しようと思います。

・着床が起こるまでの流れとは

妊娠週数の数え方は少し変わっていて、生理が始まった日を0週0日として数え始めます。

その14日後には多くの女性が排卵を迎え、それは妊娠2週目にあたります。

この時はまだ子宮内は空っぽで、出血が起きることはありません。

排卵日前後に性行為があった場合、卵子と精子が受精し受精卵ができます。

卵子に精子の1つが入り込み受精に成功すると、受精卵は3日から5日かけて細胞分裂を繰り返しながら卵管を移動し子宮内膜へ到着し、受精から約7日後の妊娠3週目頃に子宮内膜へ着床するのです。

つまり前回の生理から21日目頃に着床が起こるということです。

受精卵は絨毛という根を伸ばして子宮内膜へ潜り込み、3日ほどかけて着床を完了させます。

この時に起こる出血を着床出血といいます。

着床すると赤ちゃんが入る袋ができあがるため、着床が完了すると妊娠成立となります。

受精が起きていなければ着床出血が起こることはありませんので、不正出血か生理周期が狂って生理が始まったのかもしれません。

妊娠4週目は生理予定日なので生理が始まります。

・着床出血ってなに?

妊娠超初期症状の1つで、通常の生理のような出血があります。

着床出血が起こるのは生理予定日の1週間前あたりですが、正確な生理予定日を把握していないと時期が重なるため、通常の生理と勘違いしてしまう女性も多いようです。

着床出血が起こる原因は、卵子と精子が受精して受精卵が子宮に着床する時に絨毛(じゅうもう)という組織が子宮の壁を傷つけてしまうことがあり、この時に生理と同じような痛みや出血を伴う症状を着床出血といいます。

また、妊娠するとhcgホルモンというホルモンが分泌され、エストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンは妊娠を継続するために分泌量が多いままです。

生理が起きる場合はhcgホルモンは分泌されず、エストロゲンやプロゲステロンが減少する仕組みになっているのですが、妊娠超初期はhcgホルモンの分泌量が十分でないためエストロゲンやプロゲステロンが一時的に減少して着床出血が起こるともいわれています。

このようにネットや雑誌で目にすることが多い着床出血ですが、実は医学的用語ではありません。

症状をみると「月経様出血」に近いですが、これに相当する正式な医学用語は存在しないのです。

着床出血の語源としては、「Implantation bleeding」を直訳したものが広まったといわれています。

・着床出血と通常の生理との違い

着床出血は通常の生理と比べると出血量が少なく、いつもの生理期間よりも出血する期間が短いと言われており、着床出血が起きる確率は全妊婦の1%から2%が経験しているそうですが、体験している方が少ないので認知度が低いみたいですね。

出血の違いは経血の色や量にあり、着床出血の出血量は生理の時と比べて少なく、生理の時のような色ではなくピンクや鮮血のような色をしていることがあります。

稀に生理と同じような出血量と出血期間が続く人もいます。

少量で1日か2日でおさまると生理との違いに気づき着床出血と感づくこともありますが、生理と同じで期間が長い場合は生理と見分けることが難しいですよね。

そのため妊娠に気づくのが遅れてしまうこともありますが、着床出血の症状は妊娠に特に問題はありませんし、着床しているからこそ起こるものなので安心してください。

・着床出血が起こる時期

着床出血が起こる時期は生理予定日の1週間位前から生理予定日までと言われており、長い人であれば1週間以上続くようなこともありますが、数日で出血が止まる方が多いようです。

生理予定日といっても周期が不安定な場合は生理予定日を把握するのは非常に難しいですが、基本的には排卵日から14日後が生理予定日です。

これは生理周期に関係なく、28日周期の人も30日周期の人も、排卵日から14日後に生理がくるようになっています。

正確な排卵日と生理予定日を把握するには、基礎体温を日々つけて、生理予定日を把握しておくと良いですね。

・妊娠検査薬で着床出血がわかる?

妊娠検査薬には現在のところ2種類あり早期に妊娠を発見できるものと、通常の生理の後に妊娠を確認するものがあります。

着床出血と生理の判断が非常に難しいのですが、妊娠検査薬でも確認は可能とされています。

しかし、着床出血は生理予定日前に起きることが多く、早期妊娠検査薬を試してもまだ陰性を示す可能性があります。

あくまでも参考として着床出血の検査をしてみるという方法もありますが、不安に感じられる方が多いと思いますので生理予定日の1週間後に妊娠検査薬で確認するか、病院で尿検査をするほうが良いでしょう。

一般的に、早期の妊娠検査薬が反応するのは排卵日から10日以降とされています。

通常の妊娠検査薬は排卵日から12日目以降とされているので、着床出血が起きた日から考えると5日前後は遅れる計算になります。

生理予定日前に出血があり、検査薬を使って妊娠しているかどうかを検査することも可能なのですが、より正確に調べる方法としては排卵日が特定されている状態で確認しなければいけないので、生理予定日前に検査した結果はあまり参考になりません。

着床出血の期間はどれくらい?

着床出血の期間は長い人であれば1週間以上続くようなこともありますが、数日で出血が止まる方が多いようです。

一般的な女性は生理が28日周期と言われていますので排卵日が前回の生理から約2週間後の14日目になります。

排卵日から受精して着床するまでには約1週間程度かかると言われていますので、前回の生理から21日目が一般的です。

前回の生理から3週間ほど経っていて生理よりも少ない量の出血があれば着床出血の可能性が高いと判断できます。

ただ、着床出血が起きる確率は1%から2%程度人に起こる症状なので個人差はかなりあると思います。

着床出血の色と量

着床出血かどうかは経血の色に違いがあるかで判断します。

着床出血時に出る血液の色は生理の時と異なり、茶色のおりもの状のものやうっすらとした血液、真っ赤な鮮血のような場合もあり、生理と勘違いする方が多く、やはり着床出血の症状を判断するには難しいようです。

着床出血の量としては微量の場合が多く、おりものに色がついている程度と言われていますが生理と変わらないくらいの量が出てくる方もいるようです。

着床出血に痛みはあるの?

着床出血は妊娠した場合に起こるので、ホルモンの分泌量が増えて生理の時と同じように胸のはりや痛みを感じることがあります。

また、痛みが起こる根拠はありませんが、受精卵の絨毛が子宮内膜に根を張る時に子宮壁を傷つけ出血することから、敏感な人はそれを痛みと感じ取り子宮のあたりに違和感を覚えるかもしれません。

腹痛や腰痛などの痛みを感じる方もいるので通常の生理と着床出血との判断が難しいと言われています。

着床出血の場合であれば生理痛のような痛みを感じることが多いですが、いつもの生理痛と違うような痛みを感じたり、激しい腰痛や腹痛がある場合には子宮内部に異常が起きていることも考えられますので、病院で受診することをおすすめしています。

・着床出血と基礎体温の変化

もし毎日基礎体温を付けているなら、基礎体温の違いで生理との違いに気づけることが多くなります。

生理がくると高温期だった基礎体温がガクンと下がり低温期に入りますが、出血があったあとも高温期が続く場合は着床出血かもしれませんね。

しかし基礎体温は体調のちょっとした変化によってかなり左右されるため、目安の1つとしておくと良いかもしれません。

・着床出血と一緒に確認したい妊娠初期症状

着床出血は妊娠3週目に起こる妊娠超初期症状です。

もし着床出血があれば妊娠を期待してしまうかもしれませんが、出血があったからといって必ずしも着床が続くというわけではありません。

逆に、着床出血があると流産してしまうということでもなく、着床出血の有無は個人差があり、あってもなくてもその後の妊娠継続には関係ないというわけです。

もし着床出血があり、その後妊娠初期症状が現れると妊娠の可能性が高くなります。

妊娠初期症状は妊娠4週から5週に現れるので、着床出血と合わせて確認しましょう。

高温期が続いている

着床出血と生理の違いでお話ししたように、生理が始まると基礎体温がガクンと下がり低温期に入ります。

高温期が2週間以上続く場合は着床が続いていることを意味するため、妊娠の可能性が高くなります。

高温期の体温が1日から2日だけ下った

妊娠していると基礎体温は高温期が続くのですが、中には一時的に基礎体温が下がるという人もいます。

着床時期に基礎体温が下がるのではないかと考えられており、妊娠の兆候としての見方が広まりつつあるのです。

こうした現象を「インプランテーションディップ」と呼びます。

具体的には、高温期に入ってから7日から10日前後に基礎体温が1度下がり、低温期に入って生理がくると思いきや高温期に戻るのが大きな特徴です。

着床出血があるのが高温期に入ってから7日くらいなので、同じ時期に体温が下がれば妊娠の可能性があるかもしれません。

ただし、医学的な根拠がありませんのであくまでも妊娠初期症状として捉えてみましょう。

胸が張ったり、痛みがある

妊娠するとホルモンの影響で胸に変化を感じる人が多くいます。

着床出血後に、胸が張ったり痛みを感じたり、乳首の回りがチクチクとして痒いという変化があれば妊娠初期症状の可能性が高いですね。

下腹部や腰が痛い

着床出血と同時に着床痛を感じる人も中にはいますが、妊娠初期には子宮が大きくなり始めるので下腹部あたりに違和感や痛みを覚えるという人がいます。

生理痛と同じで子宮に起こる変化が腰痛に現れる人もいます。

吐き気がしたり匂いに敏感になる

胃がムカムカしたり、匂いに敏感になるのは妊娠初期症状に起こる特有のトラブルです。

いわゆるつわりの症状で、個人差が大きいのが特徴です。

中には着床出血がある妊娠超初期から、胃のムカつきなどの症状を感じる人もいます。

・着床出血とその他の出血の違い

着床出血はよく生理と間違われるのですが、中には流産や子宮外妊娠と勘違いすることもあります。

着床出血は鮮血で少量であることが多いのですが、大量の鮮血になると生理と思ってしまうかもしれませんね。

しかし、基礎体温を付けて正確な排卵日を把握していないと排卵日がすれている場合があり、排卵日がずれているということは着床時期もずれている可能性があります。

排卵日が予想よりも早くきていたとしたら、大量の鮮血は流産や子宮外妊娠の可能性があるのです。

流産の場合は激しい腹痛と出血が伴うことが多いですね。

子宮外妊娠は、子宮以外の卵管などに着床してしまうことをいい、生理予定日を1週間程度過ぎた頃に少量の出血があることが多く、激しい腹痛とともに大量出血を起こすこともあります。

着床した場所が子宮以外だと、胎児が成長するスペースがないため妊娠の継続が難しくなりますし、ひどい場合には卵管破裂などの深刻な事態になることもあります。

子宮外妊娠ではほとんどの場合出血を伴いますので、特に注意が必要です。

着床出血と思いきや別のトラブルが隠れている可能性がありますので、激しい腹痛や出血の量が多い時には病院を受診した方が安心だと思います。

・着床出血が起きた時の過ごし方

着床出血があれば妊娠の可能性があるので、いつもの生活を少し気を付けて過ごさなければなりません。

着床出血がなくても、計画的に妊娠した人も気を付けて過ごすようにしましょうね。

体を冷やさない

着床出血があり妊娠したかな?と思ったら、体を冷やさないことが大切です。

体内の血流を良くすると子宮へしっかりと血液を送ることができ、子宮の働きを助けることができます。

つまり着床を助け、妊娠をサポートする働きを促すことができるということです。

子宮や卵巣がある下半身は、特に冷えを感じやすい部分なのでひざ掛けなどで温めると良いですね。

また、冷たい物を控え温かい飲み物を飲むようにしましょう。

休息をとる

よくストレスで生理不順になると聞きますよね。

ストレスはホルモンバランスを崩してしまうため体には良くありません。

着床出血は妊娠の兆候ではありますが妊娠が確定する時期ではありませんので、ストレスがたまらないように睡眠などの休息を十分に取るようにしましょう。

また、妊娠したい!という強い思いがストレスになることもあるので、ゆったりとした気持ちで構えて妊娠が成立するのを待ちたいですね。

3.激しい運動は控える

着床出血が起こる時期はまだ妊娠が確定する前なので、激しい運動は控えた方が良いかもしれません。

立ち仕事もそうですが、階段の昇り降りが多い、重たい物を持つなども注意が必要です。

妊娠前なので仕事の調節は難しいかもしれませんが、少し休憩するだけでも体への負担が変わってきますので、こまめに休むように心がけましょう。

4.タバコをやめる

計画的に妊娠をする場合はもっと早くタバコを止めるべきですが、着床出血があり妊娠の可能性があるとわかった時点で止めましょう。

また、お酒やカフェインなどもも控えた方が良いですね。

食事に関してはバランスの取れた食生活が基本ですが、特に妊娠初期は葉酸を積極的に摂取しましょう。

着床をサポートし、胎児の成長を支える栄養素なので、できれば妊娠前から摂り入れることが望ましとされています。

5.薬の服用は慎重に

着床出血がある時期はまだ薬の影響は少ないですが、生理予定日にあたる妊娠4週から7週は、胎児の脳や脊髄、心臓、肝臓などが形成されるとても重要な時期です。

妊娠初期の中でも最も薬の影響が大きい時期ですので、着床出血がれば薬の服用は中止したほうが安全です。

・まとめ

着床出血と思う出血があった時、生理なのか不正出血なのか見分けが難しいかもしれません。

しかし着床出血は、生理のように量が多く出て長く続く人は少ないので、おりものシートで足りる程度の出血のことが多いですね。

何度もナプキンを変えるような出血ではないため、少し気をつけながらいつも通りの生活をしましょう。

妊活中の女性はこの着床出血があると生理と勘違いして落胆してしまうことが多いようですが、着床出血を知らなく気付いていないだけの可能性もありますので、後から妊娠に気付くこともありますから諦めずに頑張りましょう。

ただ注意してほしいことは、着床出血以外にも子宮外妊娠や切迫流産などでも着床出血のような出血が起こることがあります。

生理と違う出血をしていると少しでも感じたら、妊娠初期の場合は病院で早期に受診してみましょう。

妊娠発覚して後から着床出血だったと気づく方も多く、妊娠すると必ず起こるというものではありませんし、着床出血にだと知らず妊娠に気づかなかったからと焦る必要はありません。

非常に少ない割合で着床出血は起こり、妊娠中の全ての女性がになるということではありませんので安心してください。

SAM_5351 / .Martin.

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お助けママです(^^) 私は現在、幼稚園で先生をしています!!毎日子ども達と関わり、楽しい日々を過ごすと同時に、考えさせられる毎日でもあります。少しでも役立つ子育ての情報や豆知識をお伝えし、お役に立てればと思いブログを立ち上げました(o^^o)
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