稽留流産の原因と症状とは?事前に知りたい手術費用と保険

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Cry

流産という言葉を聞くとイメージするのは、何らかの原因で赤ちゃんがお腹の外へ出てきてしまうことをイメージしますよね。

大量出血や激しい腹痛を想像することもあると思います。

しかし流産の中には、出血やその他の症状がなく流産してしまうものもあります。

今回は症状がなく起こってしまう流産について紹介します。

・出血がない流産

流産とは妊娠22週以前に妊娠が終わってしまうことをいいます。

原因があるとはいえ、お腹に宿った命がなくなってしまうのは悲しいですし、残念なことです。

しかし妊娠22週以前に流産してしまう確率は意外と高く、経験している女性が自分だけではないのは事実です。

流産には種類があり、大量出血や腹痛をイメージする流産は進行流産といいます。

一方で、妊娠6週から7週に起こりやすく、大量出血や腹痛といった症状がないままいつの間にかお腹で胎児が死亡してしまっている流産を稽留流産といいます。

5回に妊娠で1回は起きると言われるくらい、高い確率で起こってしまいます。

受診して初めて胎児の心拍が止まっていることに気づくのも珍しくはありません。

出血はなく、下腹部痛も起きないこともあるので自覚症状がないまま流産に至ってしまうケースです。

・稽留流産に気づく方法

稽留流産はほとんど自覚症状がないので、流産に気づく方法は限られています。

1つは通常6週で卵黄嚢という赤ちゃんの袋が見え、妊娠5週から7週頃になると卵黄嚢の中に胎芽と呼ばれる赤ちゃんの原形が超音波検査で確認できるのですが、それが確認できないまま死亡してしまうケースです。

もう1つは胎芽が確認できると、その次の成長過程としては心拍が確認できるはずですが、心拍が確認できないまま死亡してしまうケースです。

中には心拍が確認できた後に何らかの原因で心拍が止まり、確認できなくなったことで気付くケースもあります。

このように自分では気付くことができず、病院で診断されることがほとんどです。

自分で気づける唯一の方法があるとしたら、基礎体温の変化です。

赤ちゃんがお腹の中で死亡してしまうと一般的には基礎体温が下がるといわれています。

ただしすべての流産において流産=基礎体温が下がるとは言い切ることができません。

子宮内で赤ちゃんが死亡していても妊娠中に分泌されるhcgホルモンが分泌され続けることで高温期が持続することもありますし、基礎体温が下ったからといって流産に直結するともいえません。

つまり、基礎体温の変化も流産を決定づける証拠にはならないため、稽留流産の場合は健診で気づくことがほとんどです。

・稽留流産の原因

稽留流産の主な原因は、受精卵の染色体異常であることがほとんどです。

受精の段階で妊娠が継続しないことが決まっているので、防ごうと思って防げるものではありません。

ほとんどの原因が染色体異常ですが、もし母体側に原因があるとするなら次の妊娠では予防したいですよね。

そのためには妊娠しやすい体づくりをする必要があります。

食生活を整えたり、睡眠をしっかりとる、ストレスをためないなどの規則正しい生活をするようにしましょう。

また妊娠中に限らず、冷えは大敵です。

冷えや運動不足などは血行が悪くなってしまうので、妊娠中の体としては良くありません。

医師から運動制限されないかぎり、適度な運動をして体を温めるようにすると良いですね。

・稽留流産の治療

稽留流産は妊娠22週未満に子宮内で胎児が死亡してしまったあと、症状がほとんどみられないまま子宮内に胎児が停滞している状態です。

そのため診断をするには、週をまたいだり、翌日に再受診して複数回の経膣超音波検査が行われます。

そこで稽留流産と確定すると、ほとんどの場合で手術が必要になります。

本当に早い妊娠初期の段階で稽留流産が起きている場合は、月経のような出血で子宮外に出て掃除されることがあり手術が必要ないかもしれません。

しかし妊娠6週以降の流産の場合は、自然に全部出血とともに出てきたかもしれませんが、一部が子宮内に残っていることが多く、手術が必要になります。

手術は10分ほどで終わりますが、病院で3時間程度過ごすことになります。

・稽留流産の手術費用

稽留流産の手術は保険が適用されますので、病院によって違いはありますが12週までの手術の場合は2万円から3万円前後です。

静脈麻酔を使用するため手術中は痛みを感じず、麻酔が覚めてから1時間後に帰宅できる日帰り手術になります。

麻酔の影響でふらふらすることがありますので、運転などは控えましょう。

手術をしたくないと思う方がいると思いますが、手術をせずに子宮内に残っている胎児を自然に排出されるのを待つ方法は、出血が多くなり、またその出血で全てが排出されるとは限りません。

基本的には自然に排出されるのを待つ待機治療法を選択することは可能ですが、待機中は24時間の診察、電話相談、入院体制が取られていなければならず、原則最大で待機可能な期間は2週間を限度にすべきとの意見があります。

緊急入院や予定外の手術になり心の準備ができないまま手術することになりかねませんし、もし全て排出されなければ結局手術が必要になってしまうのです。

手術後は生理痛のような重い腹痛がありますが痛み止めを処方してもらえるので、我慢せずに飲みましょう。

当日は入浴を避け、翌日に受診して医師から許可が降りればシャワーでの入浴が可能です。

その1週間後に再受診して、合併症の有無や子宮内容物の遺残有無を確認し経過が良ければ、日常生活に戻ることができますよ。

稽留流産後は2回から3回の生理を見送ってから妊活した方が良いと言われることが多いですが、担当医の指示に従いましょう。

1度流産を経験されて次の妊娠への不安があるかもしれませんが、その後流産率が高いわけでも胎児に異常がでやすいというわけではありません。

まずは気持ちを落ち着かせて、次の妊娠へ前向きになることが大切だと思います。

Cry / lenifuzhead

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お助けママです(^^) 私は現在、幼稚園で先生をしています!!毎日子ども達と関わり、楽しい日々を過ごすと同時に、考えさせられる毎日でもあります。少しでも役立つ子育ての情報や豆知識をお伝えし、お役に立てればと思いブログを立ち上げました(o^^o)
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