妊婦健診で受けておきたい検査!HBs抗原検査ってなに?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

スポンサードリンク



Injection

妊娠中は妊婦健診でさまざまな検査を行います。

体重や血圧、血液検査など、妊娠週数に応じて必要な検査をして、ママの体調管理を行っていくのです。

その検査の中に、HBs抗原検査というものがあります。

妊娠8週前後に行われる検査で、生まれてくる赤ちゃんにとっても大切な検査の1つです。

今回はHBs抗原検査について紹介します。

・HBs抗原検査とは

HBs抗原検査は聞いたことがないママも多いかもしれませんが、B型肝炎を調べる検査だと聞けばわかりやすいのではないでしょうか。

B型肝炎は肝臓に発症する病気で、急性肝炎や肝硬変、肝臓がんを発症する要因になります。

感染しても自然治癒することもあり、発症するのは3分の1ほどとされています。

しかし感染力が強く注意が必要な病気です。

妊婦健診でHBs抗原検査をするのは、ママが感染していると赤ちゃんに感染する可能性があるからです。

・HBs抗原検査の検査方法

妊娠8週前後に血液検査を行い、血液中にHBs抗原というたんぱく質があるかを調べて感染の有無を調べます。

感染の有無だけではなく、過去に感染しているかどうかもわかります。

HBs抗原検査が陽性の場合、HBe抗原も調べます。

HBe抗原は赤ちゃんが感染するかと深く関係しています。

HBe抗原が陰性だと赤ちゃんへ感染する確率は低いのですが、陽性の場合は80%から90%の赤ちゃんに感染します。

・感染がわかった後の対応

もしママがB型肝炎に感染している場合、母子感染を防ぐために出産直後に赤ちゃんにB型肝炎ウイルス専用の免疫グロブリンを注射します。

その2ヶ月後にワクチンとグロブリン、生後3ヶ月と5ヶ月にワクチンを注射します。

ママがもっている抗体がHBsかHBeかによって接種回数が異なります。

胎児に感染する可能性を心配してしまいますが、その確率は5%以下と言われています。

胎内感染をしているかどうかは生後1ヶ月で調べますが、誕生直後にワクチンを接種しているので正しく検査結果がでない可能性もあります。

残念ながら、胎児感染を防ぐことはできません。

・感染していたら肝臓の専門医を受診しましょう

B型肝炎に感染していても経膣分娩で出産することができますし、出産後も母乳を与えることができます。

ただし血液を介して感染してしまうので、乳頭が切れて出血した場合は中断しなければなりません。

また、血液が付いた手で赤ちゃんのお世話をすることも危険なので、生理用品の処理や怪我、鼻血などは特に注意が必要です。

B型肝炎に感染していたら、肝臓の専門医を受診して体調管理や日常生活の注意点などの指導を受けるようにしましょうね。

また、性行為でも感染するのでパートナーにも1度検査をおすすめします。

・予防接種で感染を予防

1986年以前はワクチンがなかったため、それ以前に生まれたママはお産の時に母親から感染しているケースが考えられます。

産院では必ず検査してくれますが、助産院ではまれに検査してくれないところもあります。

妊婦健診の項目にない場合は、連携病院などで検査を受けるようにしましょうね。

1986年以降は任意で予防接種を受けることができるようになったので感染が減ってきてきいますが、性行為による感染経路もあるため妊婦健診で陽性になる人が100人1人いるそうです。

2016年10月からB型肝炎の予防接種が定期接種になり、これから生まれてくる赤ちゃんと1歳未満の赤ちゃんは全員、無料で予防接種を受けられるようになります。

男女関係なく全員が予防接種を受けられるため、将来的にB型肝炎の母子感染が減少することが期待できますよ。

まずは、自分がB型肝炎に感染していないかを調べ、赤ちゃんへ影響がいかないように医師の指示に従って生活するようにしましょうね。

Injection / theglobalpanorama

こんな記事も読まれています

The following two tabs change content below.
お助けママです(^^) 私は現在、幼稚園で先生をしています!!毎日子ども達と関わり、楽しい日々を過ごすと同時に、考えさせられる毎日でもあります。少しでも役立つ子育ての情報や豆知識をお伝えし、お役に立てればと思いブログを立ち上げました(o^^o)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。