胎盤剥離の徴候とは?気づきにくい症状を知って早期発見!

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どんなに健康な女性でも、妊娠中はさまざまなトラブルが付き物です。

今まで順調だった妊婦生活でも急にトラブルが起こることがあり、誰1人として妊娠中は「絶対大丈夫」といい切れません。

早産や流産というトラブルの他に、胎盤剥離といって基本的には誰にでも起こりうるトラブルがあります。

特に起こりやすい要素があるものの、万が一に備えて胎盤剥離について知っておきたいですね。

・胎盤剥離とは

胎盤は妊娠12週から15週の間に完成し、ママと赤ちゃんはへその緒でしっかと繋がるようになります。

そして栄養や酸素が胎盤を通して送られるため、赤ちゃんの成長に欠かせない臓器なのです。

通常胎盤は、出産して15分から30分程度で自然に子宮から剥がれて体外へ排出されます。

しかし、何らかの原因で赤ちゃんがまだお腹にいる状態で、突然子宮の壁から剥がれてきてしまうことを胎盤剥離といいます。

胎盤剥離は、常位胎盤早期剥離とも呼ばれています。

・胎盤剥離の確率

胎盤は赤ちゃんに必要な酸素や栄養を届けているので、胎盤が剥離してしまうとその供給が止まってしまい、母子ともに危険な状態になります。

胎盤が剥がれてから赤ちゃんは1時間、ママは3時間以内にしっかりした対応をしなければ危険な状態になるといわれています。

胎盤剥離が起こる確率は全体の妊婦さんの0.3%から0.9%と高い確率ではありませんが、胎盤剥離の母体死亡率は1%から2%、胎児死亡率(周産期死亡率)は30%から50%なので、早期に対応が必要な妊娠中のトラブルです。

また、胎盤剥離は繰り返す確率が高く、反復発生率は5.5%から16.6%です。

そのため、胎盤剥離を経験している場合は2人目以降の妊娠ではより気を配る必要があります。

・胎盤剥離の原因

胎盤剥離は予知することが困難で、直接的な原因がわかっていないことから完全に予防することが難しいと言われています。

しかし発生リスクが高いものを避けることで、少なからず予防することは可能です。

妊娠高血圧症候群

胎盤剥離の約3割が妊娠高血圧症候群が関係しているようです。

早産のリスクを高める危険性もありますので、塩分摂取量を見直し十分な休養をとるようにしましょう。

喫煙

妊娠中の喫煙は胎盤剥離が起こりやすくなります。

喫煙は胎児の発育を遅らせるため、妊娠がわかったら禁煙しましょう。

絨毛羊膜炎

妊娠中はホルモンの影響で細菌感染しやすくなっており、細菌性膣炎などから絨毛膜羊膜炎に発展してしまいます。

また、妊娠中の性行為でコンドームを使用しないと、膣炎や子宮頸管炎の原因となり絨毛膜羊膜炎を発症する可能性があると言われています。

妊娠中は清潔にして、コンドームを使用して性行為することが基本です。

腹部への外的刺激

腹部の外傷が原因で胎盤剥離が引き起こされてしまうことがあります。

大きなお腹を抱えての生活は不便で、気をつけていてもぶつけてしまうことがあるかもしれません。

人ごみなどは十分に注意しましょう。

その他

これまでに胎盤剥離を経験した場合や、切迫早産も胎盤剥離の原因になります。

また、腎炎、バセドウ病、子宮筋腫などの合併症や、胎児奇形や子宮内胎児発育遅延なども胎盤剥離の原因です。

これらは予防することができませんが、担当医とよく話して胎盤剥離の可能性があることを理解しておきましょう。

・胎盤剥離の症状

胎盤剥離の症状は人によって異なりますし、進行速度や剥離している面積によっても異なります。

軽症の場合は子宮の張りや不正出血も見られませんし、ママの血圧も赤ちゃんの心拍にも異常は診られませんので診断が難しい場合もあります。

そのためママにも赤ちゃんの影響が少ないと考えられていますが、無症状で胎盤剥離が起こることもあるので注意が必要です。

切迫早産の徴候があった時、胎盤剥離の症状がみられることも多いので、お腹の張りが強く長く続いたり、出血がある場合はすぐに産婦人科へ行きましょう。

症状が進むとお腹の張りが頻繁に起こり、強い痛みを感じると思います。

ママの脈が乱れ赤ちゃんの心拍も異常が見られるようになり、次第に動けないほどの腹痛を感じます。

お腹は板にように硬くなり、不正出血がみられることもあります。

ママの胎盤が剥がれ始めると子宮壁から出血が起こり、大量出血によってショック状態や全身の臓器にも影響が及び危険です。

こうなると赤ちゃんの胎動は弱くなる、または完全になくなってしまいます。

・胎盤剥離の徴候はわかりにくい

お腹の張りは妊娠中によくあることで、弱い痛みが胎盤剥離の徴候だとは気づかないかもしれません。

しかしその後、急激に腹痛が起きたり持続的な痛みが続くと胎盤剥離の可能性があります。

このように徴候がほとんどなく予知が難しいのが胎盤剥離の特徴です。

症状があればすぐに受診し診断を受ける必要があります。

少しでも違和感を感じたら、すぐに受診するようにしましょうね。

また、自分自身が気づきにくいことでも妊婦検診を受けていれば早期発見が可能です。

主に妊娠32週頃から起こりやすく、最も起こりやすいのは妊娠35週から37週にかけてです。

妊娠7ヶ月からは妊婦検診が月に2回になり、頻繁に医師に診てもらうことができるので、しっかりと健診を受けるようにしましょうね。

それが赤ちゃんを守ることへと繋がります。

タイトルなし / JayD Photography

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お助けママです(^^) 私は現在、幼稚園で先生をしています!!毎日子ども達と関わり、楽しい日々を過ごすと同時に、考えさせられる毎日でもあります。少しでも役立つ子育ての情報や豆知識をお伝えし、お役に立てればと思いブログを立ち上げました(o^^o)
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