妊娠糖尿病の原因と症状とは?食事療法で治療しよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

スポンサードリンク



IM000391

妊娠中は気をつけた生活を送っていても、トラブルが起こってしまうことがあります。

その1つの妊娠糖尿病という、注意したい病気があるのです。

「自分が糖尿病?」と驚くかもしれませんが、妊娠中は誰でも発症しやすくなってしまいます。

今回は妊娠糖尿病の症状や赤ちゃんへの影響について紹介します。

・妊娠糖尿病とは

妊娠糖尿病とは妊娠する影響で発症する糖代謝異常の一種です。

妊娠中に血糖値が高くなったり、血糖値が高い状態が初めて発見された場合を妊娠糖尿病といいます。

これは通常の糖尿とは別で、糖尿病には至らない軽度の状態です。

もし妊娠前に糖尿病と診断されていた方が妊娠した場合は糖尿病合併妊娠といいます。

妊娠糖尿病は約10%の妊婦さんが発症し、近年は妊娠糖尿病と診断される方が急激に増えています。

その背景には、生活習慣や高齢出産の増加があります。

食生活が多様化し妊婦さんも赤ちゃんも十分な栄養が摂れますが栄養過多の傾向が強く、その結果糖尿病を発症してしまうのです。

高齢出産の場合は、単純にインスリン分泌の機能が低下しているためです。

・妊娠糖尿病の原因

食事をすると誰でも、食べ物に含まれる糖質が分解されてブドウ糖になり、血液中に取り込まれていきますので血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)が上昇します。

血糖値が上昇するとインスリンというホルモンの働きでブドウ糖が全身の細胞に取り込まれてエネルギーとして使われたりするのです。

インスリンのおかげで、血糖値は徐々に低下し正常な範囲になります。

お腹の中の赤ちゃんも同じで、ブドウ糖をエネルギー源に成長するため、ママは赤ちゃんにブドウ糖を優先的に供給しています。

胎児が大きくなるに従って胎盤からインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されたり、インスリンを壊す酵素が作られます。

これによってインスリンが効きにくい状態になり、その結果血糖値が上昇するのです。

・妊娠糖尿病になる人の特徴

  • 糖尿病の家族や親族がいる
  • 体重が重い
  • 妊娠中に体重が急増した
  • 35歳以上の高齢出産
  • 先天奇形や巨大児を出産した経験がある
  • 流産や早産歴がある
  • 尿糖で頻繁に陽性が出ていた
  • 妊娠高血圧症候群

出産を終えるとホルモンのバランスが整うため、妊娠糖尿病は自然に完治します。

・妊娠糖尿病の症状

妊娠糖尿病にはほとんど自覚症状がなく、気づかないうちに少しずつ症状が悪化してしまいます。

症状に気づいた時はある程度進行していると考えた方が良いようですね。

喉が乾きやすくなったり頻尿になることもありますが、妊娠中はこれらの症状は普通のことなので見分けにくいですね。

・赤ちゃんへの影響

自覚症状がないまま妊娠糖尿病が進行すると、母体や胎児に悪い影響を及ぼしてしまいます。

母体には早産や妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症などのリスクがあります。

胎児は巨大児になったり、胎児発育不全、胎児機能不全、新生児の低血糖が起きやすくなり、子宮内で胎児が死亡してしまうことが考えられます。

妊娠前から血糖値が高い可能性があった場合は、流産しやすく、また生まれてきた子どもが先天奇形を合併していることもあります。

・妊娠糖尿病の診断

尿糖検査で陽性反応が続いた場合や、血糖値検査で100㎎/dl以上の数値が見られた場合は、糖負荷試験を行います。

妊娠糖尿病を診断するには、日本糖尿病・妊娠学会で厳密に定められた診断基準で診断されます。

糖負荷試験において

  • 空腹時の血糖値 92㎎/dl以上
  • 1時間後の値      180㎎/dl以上
  • 2時間後の値      153㎎/dl以上

これを基準として妊娠糖尿病と診断されるのです。

・妊娠糖尿病の治療法

妊娠糖尿病は食事療法から開始しますが、血糖値が高い場合にはインスリン療法が必要になります。

食事療法では、糖分を減らして栄養バランスが取れた食事を心がけ、1日の摂取カロリーを守るようにしていきます。

炭水化物やスポーツ飲料、果物の摂取量を抑えましょう。

運動療法も同時に始めて、食後に30分程度のウォーキングやマタニティヨガなど、無理のない範囲で体を動かします。

通院治療を行いますが、改善が見られない場合は管理入院や教育入院をすることもあります。

出産後には血糖値が改善することが多いのですが、妊娠前から血糖値が高かったと考えられる妊婦さんは、分娩後も治療を続けることになります。

しかし妊娠糖尿病を発症すると、将来的に糖尿病になりやすくなると言われています。

出産後も時々血糖値を測定し、高血糖の早期発見や早期治療を心がけてくださいね。

・妊娠糖尿病を予防しよう

妊娠糖尿病を予防するには、日頃からバランスの取れた食事や適度な運動が大切です。

妊娠中は色々なことを気をつけなければなりませんが、食事や運動はその他のトラブルを予防することもできます。

良いお産にもつながりますので、規則正しい生活を心がけましょう。

IM000391 / subewl

こんな記事も読まれています

The following two tabs change content below.
お助けママです(^^) 私は現在、幼稚園で先生をしています!!毎日子ども達と関わり、楽しい日々を過ごすと同時に、考えさせられる毎日でもあります。少しでも役立つ子育ての情報や豆知識をお伝えし、お役に立てればと思いブログを立ち上げました(o^^o)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。