新生児の9割が黄疸に!2割は治療が必要な黄疸を発症

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今までお腹の中で育ってきた赤ちゃんは羊水に囲まれ、その中で肺呼吸の練習をしてきました。

ママのお腹から生まれて、第一声の泣き声は赤ちゃんが始めて肺呼吸をした瞬間ともいえます。

赤ちゃんが肺呼吸を始めることで空気を吸い込むため、血液の中の成分も変化します。

これによって新生児は黄疸が起きるのです。

今回は新生児が黄疸を起こす仕組みや治療について紹介します。

・新生児に黄疸が起きる仕組み

赤ちゃんはママのお腹の中では胎盤を通して血管に酸素を取り込んでいますが、この方法は十分な酸素を取り込むのに時間がかかるため血液中の赤血球を増やして補っていました。

ママのお腹から生まれてくると肺呼吸で十分な酸素を自分で吸い込むようになりますので、増やしていた赤血球を分解しなければならなくなります。

赤血球が分解されるとビリルビンという成分が増え、肝臓ではビリルビンを処理しようと機能するのですが、新生児の未熟な肝臓ではその処理が追いつきません。

そのため体や白目が黄色になり、黄疸が起きます。

黄疸がおきるのは新生児のうち9割以上と非常に高く、ほとんどは呼吸のシステムが変わったことで起こる生理的黄疸なので心配はいりません。

・治療が必要な黄疸

溶血性黄疸

ママと赤ちゃんのABO式血液型やRh式血液型が違うことで起きる黄疸です。

血液型が違うと赤ちゃんの赤血球に対する抗体がママの体内にでき、その抗体が赤ちゃんの赤血球を分解します。

そのためビリルビンが増えるのです。

黄疸は生後2日から3日目から見られるのですが、生まれてすぐ黄疸が見られる場合や貧血状態の場合は、溶血性黄疸の可能性があり治療が必要になります。

核黄疸

ビリルビンの数値が高い状態が続くと、ビリルビンが脳に蓄積してしまうことで起こる黄疸です。

重症の場合脳性麻痺などの後遺症が残ることがあるので、注意が必要です。

生後3日から4日で、元気がなかったり哺乳力が低下するなどの変化があるので、産院で発見されることが多いのですが、核黄疸になってしまうと治療が難しいため、予防が大切になってきます。

閉鎖黄疸

肝臓と十二指腸を繋ぐ胆道が閉塞していると、肝臓で作られたビリルビンを含む胆汁が十二指腸に流れず黄疸が進行します。

生理的黄疸は10日過ぎると治まってきますが、閉塞黄疸は10日過ぎても症状が治まらず、白っぽいうんちが出る場合は胆道閉塞による黄疸が疑われます。

胆道閉塞症と診断されれば手術が必要です。

・治療法

赤ちゃんは生後4日から7日をピークにビリルビンの数値が上昇します。

これは新生児黄疸の特徴でほとんどの赤ちゃんに見られその後は新生児の正常な値に下がっていくのですが、2割の赤ちゃんはビリルビンの数値が高い状態が続いてしまいます。

数値が高い状態を放置すると核黄疸などになり治療が困難になるので、しっかりと治療をしなければなりません。

治療法としては、光線治療といい赤ちゃんを光に当てビリルビンをを水に溶けやすい状態にして体外へ排出する方法と、早急に数値を下げる必要があると判断される場合は交換輸血をする方法があります。

・黄疸の受診の目安

母乳育児をしている場合は、血液で作られた母乳を飲んでいるため3週間から1ヶ月間黄疸が続きます。

母乳をよく飲んで、おしっこやうんちの色に問題がなければ心配いりません。

核黄疸や溶血黄疸は入院中に発見されることが多いので医師の判断に任せておけば心配ないのですが、胆道閉塞や急にビリルビンの数値が上がった時はママの目ので判断しなければなりません。

母乳黄疸も1ヶ月を過ぎると落ち着くはずですが、それ以降も黄疸が続いている時は受診しましょう。

また、赤ちゃんのおしっこは無色透明ですが、血が混じったような色のおしっこが出た場合はおむつを持って病院へいきましょう。

うんちは緑や黄色ですが、白っぽいうんちが出た時もおむつをもって病院へいきましょう。

うんちの色に関しては母子健康手帳の「便カラーカード」を参考にしてくださいね。

NewBorn / Seattleye

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お助けママです(^^) 私は現在、幼稚園で先生をしています!!毎日子ども達と関わり、楽しい日々を過ごすと同時に、考えさせられる毎日でもあります。少しでも役立つ子育ての情報や豆知識をお伝えし、お役に立てればと思いブログを立ち上げました(o^^o)
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